研究室の4年次 小林 穂乃香さんが、10月11日(金)弘前大学で開催した北東北地区大学高専交流会で発表し,優秀発表賞を受賞しました。
開催日時:2024年10月11日(金)
交流会名:第3回北東北地区大学高専交流会
賞の名称:優秀発表賞
発表者名:電気電子工学コース4年 小林穂乃香
発表題名:秋田大学と秋田高専の強みを融合した液晶レンズ開発と産学連携
第3回北東北地区大学高専交流会が、10月11日(金)に弘前大学創立50周年記念会館で開催されました。本交流会では、研究発表のショートプレゼンテーションとポスター発表が行われ、活発な議論が交わされました。
電気電子工学コース(河村研究室)4年次の小林穂乃香さんは、「秋田大学と秋田高専の強みを融合した液晶レンズ開発と産学連携」と題し、ショートプレゼンテーションとポスター発表を行いました。小林さんは、秋田高専で培った透明導電性高分子PEDOT-PSSの分散技術を活用し、薄膜のシート抵抗を精密に制御することで、低電圧駆動が可能な液晶レンズを試作しました。そして、その光学特性評価の結果、特に産業応用を視野に入れた焦点距離の可変範囲特性などについて発表しました。この発表が高く評価され、優秀発表賞を受賞しました。
指導教員
R5年~現在 秋田大学大学院理工学研究科 数理・電気電子情報学専攻 河村希典 教授
R3 ~ R4年 秋田工業高等専門学校 電気・電子・情報系 電気エネルギーシステムコース 田中将樹 教授
研究協力者
秋田大学大学院理工学研究科 竹脇 僚哉,関 志竜,齋藤 穂,荒川 智洸,小林 光司
小林 穂乃香,竹脇 僚哉,関 志竜,齋藤 穂,荒川 智洸,小林 光司,田中 将樹,河村 希典:“秋田大学と秋田高専の強みを融合した液晶レンズ開発と産学連携”,北東北地区大学高専交流会(2024.10.11)弘前大学
北東北地区大学高専交流会の開催趣旨
大学高専において地域課題の解決に向けた産学官との連携は重要な課題である。一方, 理科離れが叫ばれる昨今, 地域の STEM 教育への協力,志願者確保のための地域への PR,女性研究者の育成や, 地域企業におけるインターンシップなど,地域との多様な連携も重要になってきている。各大学高専が地域連携の実践例を報告することにより, 情報交換および相互連携のきっかけを与える場となることを期待して交流会を開催した。