4月23日(木)、第3回目となる「秋田から考える東北半導体/エレクトロニクス」の講義を開催いたしました。今回は、半導体製造装置のメンテナンスや中古売買の分野でグローバルに事業を展開されている株式会社ハイテック・システムズより、三浦聡氏、大島信之氏、佐々木達徳氏の3名をお迎えしました。講師の皆様は全員が秋田県出身であり、地元への深い愛着とプロフェッショナルとしての知見を兼ね備えた方々です。学生の関心も非常に高く、会場は満員御礼となる活気に包まれました。
講義はまず、会社案内の動画視聴から始まり、続いて各事業の専門担当者から詳細な解説が行われました。三浦氏からは、会社全体の歩みとともに、東北技術センターが担う「中古装置の改造・メンテナンス」という、現代の製造現場において欠かせない役割についてお話しいただきました。
続く大島氏によるポンプ再生事業の解説では、装置の心臓部ともいえる真空ポンプを蘇らせる技術が、いかに産業の持続可能性(サステナビリティ)に直結しているかが示されました。
また、佐々木氏による基板修理事業の解説では、微細で高度な技術を要する修理プロセスが紹介され、職人技ともいえる緻密な作業の重要性が学生たちに伝えられました。
後半では、生産中止部品などを扱うECサイト「ファクトロパーツ」を通じたパーツ販売事業や、製造業系YouTuber・ものづくり太郎氏による動画も紹介されました。客観的な視点から同社の強みを再確認することで、学生たちは同社が業界内でいかに独自の地位を築いているかを深く理解した様子でした。
講義の締めくくりとして、三浦氏より「秋田から世界を支える」ことの意義と、これからのキャリア形成に向けた温かいメッセージをいただきました。学生たちは、身近な講師陣の言葉を熱心に聞き入っており、地元秋田にこれほど高度な技術力を持ち、世界規模で貢献している企業があることを再発見する貴重な機会となりました。
本講義を通じて、学生たちが東北の産業に対する理解を深め、自身の将来を展望する上での大きな指針を得られたことを確信しています。









