7月9日 SUMCO

世界一のシリコンウェーハ技術で、秋田から未来を創る

 2026年7月9日(木)、「秋田から考える東北半導体/エレクトロニクス」の第12回講義が開催されました。今回は、世界的な半導体材料メーカーである株式会社SUMCOより、JSQ事業部の平岡 春生 様(執行役員 JSQ事業部長)、高瀬 伸光 様(技術部長)、北原 江梨子 様(技術部 開発課)をお迎えしました。

 当日は講義室の定員を超える約270名の学生が詰めかけ、世界最先端の技術と秋田からグローバルに挑戦する現場の熱気に触れる、非常に貴重な機会となりました。

 本講義では、SUMCO JSQ事業部より、高瀬 伸光 様(技術部長)から、技術のトップとして、DX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した製造プロセスの高度化を牽引されています。徹底した品質管理と、高精度な製品を生み出すための技術思想について詳しくお話しいただきました。北原 江梨子 様(技術部 開発課)からは、次世代のシリコンウェーハ開発を担うエンジニアとして、最前線で行われている技術開発の試行錯誤と、モノづくりに対する真摯な向き合い方を共有いただきました。

 講義は、電子機器の根源である「シリコンウェーハ」の役割と、その製造に不可欠な「高純度石英ルツボ」の製造工程についての深い解説から始まりました。1500℃を超える過酷な高温環境でシリコン単結晶を育成するための、石英ルツボの2層構造技術や、極めて純度の高い材料製造プロセスについて、専門的な知見から詳細にご説明いただきました。

 最先端のイメージセンサー等で要求される、非常に微小な欠陥すら許さない高度な検査技術と管理体制に、学生たちは圧倒されていました。

 秋田市茨島を拠点に、世界中の半導体産業を支える重要部材を安定供給している同社の誇りと使命に、学生たちは自分自身の将来のキャリアを重ね合わせるように真剣に聞き入っていました。

 高度な技術革新と並行して、DX認定の取得や健康経営の推進など、従業員の幸福と社会への貢献を両立させる企業姿勢についても深く学ぶことができました。急速に進化するデジタル社会において、ハードウェアの進化を根底から支えるSUMCOの挑戦は、秋田で学ぶ若きエンジニアたちにとって、技術への興味を深める大きな道標となりました。

 株式会社SUMCO JSQ事業部の皆様、熱いご講義を誠にありがとうございました。

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