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学生の教育 研究室

【イベント開催報告】ひらめき☆ときめきサイエンス「オリジナル液晶作製工房」を実施しました

秋田大学大学院理工学研究科の河村研究室は、2026年8月3日に、日本学術振興会(JSPS)科研費の助成を受け、中高生を対象とした体験型プログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜」の「オリジナル液晶作製工房」を開催しました。

当日は、中学生6名・高校生11名を含む合計18名(保護者等含む)が参加し、最先端の科学技術に触れる充実した一日となりました。


プログラムのハイライト

  • 最先端の半導体・光学技術の体験:
    普段使われているスマートフォンやテレビの画面の仕組みを学ぶとともに、レーザ描画装置を活用し、自分だけのオリジナルキーホルダーと液晶ディスプレイ作り(TN液晶素子の作製)に挑戦しました。
  • 大学院生による手厚いサポートと専用電源の贈呈:
    当日は大学院生7名がアルバイトスタッフとして参加し、受講生の実験操作をきめ細かくサポートしました。また、実習で使用した専用の電源(ファンクション信号発生器)を自作して受講生に贈呈し、作成した液晶素子の駆動実験をスムーズに行うことができました。
  • キャンパスライフの体感(学食ランチ):
    お昼休みには、大学の学生食堂にて無料のお食事券(ひとり千円分)を利用して好きなメニューを選び、指導にあたる教員や大学院生とフランクに交流しながら楽しいランチタイムを過ごしました。
  • 未来博士号の授与(修了式):
    プログラムの最後には修了式が行われ、参加者全員の探求と努力を称え、「未来博士号」の修了証書が河村教授より授与されました。

参加者アンケートの結果と反響

実施後に実施した参加者アンケートでは、プログラムに対して非常に高い評価と温かい感想が寄せられました。

本プログラム終了後に実施した参加者アンケート(回収数:全18名:中学生6名 [33.3%]、高校生11名 [61.1%]、保護者1名 [5.6%])の集計結果から、極めて高い教育効果と満足度が得られました。具体的な設問ごとの結果は以下の通りであす。

(1) プログラムの満足度とわかりやすさ(Q1・Q2)
満足度(Q1):「とてもおもしろかった」が72.2%(13名)、「おもしろかった」が22.2%(4名)を占め、全体の94.4%が肯定的(おもしろかった・とてもおもしろかった)な評価を下した(不満・否定的な回答は皆無)。

内容のわかりやすさ(Q2):「とてもわかりやすかった」が61.1%(11名)、「わかりやすかった」が33.3%(6名)となり、94.4%の受講生が内容を十分に理解・咀嚼できたと回答しました。

(2) 科学への興味と将来の研究意欲(Q3・Q4)
科学への興味(Q3):「非常に興味がわいた」が72.2%(13名)、「少し興味がわいた」が16.6%(3名)に達し、約89%の受講生で科学・技術に対する知的好奇心が大きく刺激されたようです。

将来の研究意欲(Q4):「とても思った」が38.9%(7名)、「できればしてみたい」が55.6%(10名)であり、合計94.4%の参加者が将来の自身による研究活動や理工系への進学に対して前向きな意欲を示しました。

(3) 参加動機と科研費の認知度(Q5・Q10)
参加理由(Q5):「内容に興味があったから」が66.7%(12名)で最多となり、次いで「先生や両親にすすめられたから」が27.8%(5名)でした。

科研費の認知度(Q10):本プログラムの背景にある「科研費」について、事前の認知状況は「よく知っていた(0%)」「少し知っていた(5.6%)」「聞いたことはあった(16.7%)」に対し、「今日初めて知った」が77.8%(14名)を占めしました。この結果は、本プログラムを通じて、次代を担う中高生に研究費制度や大学の科研費研究の存在を広く周知・還元する上で極めて高い教育的意義があったことを示しています。

(4) 再参加意向と今後の展望(Q7)
再参加意向(Q7):「是非参加したい」が50.0%(9名)、「できれば参加したい」が44.4%(8名)であり、回答者の94.4%が次年度以降も同様のプログラムや大学の体験企画へ強い参加意欲が示されました。

(5) 受講生からの主な自由記述・感想(抜粋)
「はじめに行ったキーホルダー作りでは、レーザーで高速で文字をかいていてすごかったです。液晶ディスプレイ作りでは、ガラスにコーティングをして…分かりやすく楽しい1日になれてよかったです。」(高校生)

「大学の研究の雰囲気を知れて楽しかったです。知らない人と仲良くなったり、話題を上げたりするなど、コミュニケーションも楽しかったです。」(中学生)

「わかりやすく説明していただき、ありがとうございました。いくつもの実験があって、とてもおもしろくて楽しかったです。」(中学生)

ご参加いただいた中高生の皆様、ならびにご協力・ご支援いただきました関係者の皆様に心より感謝申し上げます。当研究室では、今後も次世代を担う若者たちへ科学技術の魅力とものづくりの楽しさを伝える活動を継続してまいります。

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